田舎のミッキ

珍しいことを経験した時の備忘録と、調べ物の結果をまとめたもの

6月総合職官庁訪問をしてみて思ったことまとめ

私は大学院1年生のときに国家公務員大卒程度総合職試験に合格したので、大学院2年生時の就活時期には官庁訪問に行く権利を保有しておりました。

総合職試験合格後3年間は採用候補者名簿に名前が記載されるのです。

 

つまり、前年度に総合職試験に合格している私は、この6月期訪問と最終合格がでた後に行われる通常の7月期と2回の官庁訪問の機会があるわけです。これは有効に使うしかありませんね。

言ってしまえば、6月期に落ちても7月に再チャレンジすることもできるわけですから。

 

民間企業の名目上の選考活動開始が6月1日であります。国家公務員にも先に優秀な人材を早く確保したいという考えからか、過去2年以内の総合職試験に合格した人にはその年の最終合格が出る前に官庁訪問を行えるというわけです。実際ほとんどの民間企業は6月1日なんて守っていませんけど、やはり国なのでここはちゃんと守らざるを得ないということでしょう。実際、私は官庁訪問開始前に民間2社から内々定をすでに頂いてましたし。

 

6月期官庁訪問はそれなりに名の知れた大きな省庁で行われております。

特に理系技術系、工学・数物地・化生薬・農業科学水産・農業農村工学・森林自然環境、の区分に合格している人たちが対象となります。

期間は6月1日から7日までの1週間、7月期は2週間なので半分の時間で決まるというわけです。私のような地方から東京に滞在しなければならない人にとっては、金銭的にも非常にありがたいわけです。

 

人事院が公開している平成30年度総合職6月官庁訪問の概要はこちらです⇩

http://www.jinji.go.jp/saiyo/saiyo/sougou/saiyo_sougou02_link/30kanchohoumon_gijyutu.pdf

 

そもそもこのような理系の既合格者向けに行われるということは、主に大学院生がメインターゲットになっていると考えられます。

 

実際に私は6月1日から官庁訪問を行い、無事6月7日に第一志望から内々定をいただきました。

 

 

とりあえず感じたことをまとめとしていくつか簡単に以下に箇条書きで

 

  • 基本的にどこも面接で相当な圧迫感はなかったが、基本的に言われることが厳しい。
  • 民間企業の面接の方がよほど楽(練習感覚で挑んだからかもしれないけど)。
  • 熱意のアピール事前の説明会は大事。
  • インターン参加の有無と説明会での感想欄に何を書いていたのかをあらかじめチェックされている。説明会の感想欄に変なことを書いてはいけない。
  • 官庁訪問前に身元を調べるらしい。研究室と担当教員が面接官に知られていた
  • 時間にルーズな省庁もある。あれはさすがにキレる。
  • 官庁訪問は基本的に精神的に辛い。7月は期間が倍になるとか絶対嫌だ。
  • 一緒に行く友人やその先で色々話せる人がいると良い。かつ直接ライバルにならない人。
  • 合否連絡する省庁もあるが、その場でその都度が多いみたい。
  • 遊びとか暇つぶし感覚で志望度していない官庁に行くと速攻で落とされる(練習にはなる)。
  • 面接カードの第1志望に訪問した省庁を書かないと第2クールにはまず進めない。
  • 暇な時間が以外と長い。
  • ネカフェは便利。田舎民だから今回初めて使いました。

     

 

これをざっと見るだけでもいろいろあったんだろうなと、何となく察して頂けると思います。